東大阪新聞に1月29日開催の「福祉セミナー」が掲載されました

(写真の解説)1月15日付の東大阪新聞に掲載された記事。内容は、1月29日開催の福祉セミナーの告知と、講師でお迎えする広瀬浩二郎さんの活動についてのご紹介。

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 創刊90周年を迎えた東大阪・八尾・柏原の地域紙「東大阪新聞」に、1月15日付の紙面に、当会主催で1月29日(水)に開催する「第4回 福祉セミナー」の内容と講師の広瀬浩二郎さんの紹介を記事が掲載されました。
 以下に、その内容を転載します。

見出し
視文協福祉セミナー 1月29日
感覚の覚醒訴え奔走
国立民族学博物館教授 広瀬浩二郎さん
ユニバーサルミュージアム
点字誕生200年

本文
 社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会(大阪市福島区福島7―17―9、大包ビル4階)主催の第4回福祉セミナーが1月29日13時30分より同協会のセミナールームで開かれる。講師は国立民族学博物館・人類基礎理論研究部教授の広瀬浩二郎さん(57)。
 東京都杉並区出身の広瀬さんは、13歳で失明し、筑波大学附属盲学校から京都大学文学 部に進学。日本宗教史をはじめ、鎌倉時代に平家物語を謡い歩いた「琵琶法師」や、盲目 の女旅芸人「瞽女(ごぜ)」など視覚障害者が培ってきた文化の研究を進め、同大学院で文学博士号を取得。2001年に着任した国立民族学博物館を拠点に「触文化論」に基づいた〝だ れもが楽しめる博物館〟を追求し続けている。
 今回の演題「ユニバーサル・ミュージアム」は、2021年秋、同博物館の特別展「さわる!"触"の大博覧会」として開催され、非接触が推奨されたコロナ禍のなか話題を呼び、2023年春より点字ブロック発祥の地・岡山を皮切りに滋賀県近江八幡市、福岡県直方市、大分県別府市と巡回。
 また、昨秋開催された国立民族学博物館創設50周年記念企画展「吟遊詩人の世界」で広瀬さんは「瞽女」のコーナーを担当。
 期間中、広瀬さんによる講演会や映画上映会は立見が出るほどの盛況を収めた。2025年は、フランスの盲学校教師ルイ・ブライユによって発明された点字が誕生200年の節目を迎える。視覚偏重が進む現代社会に触覚(触角)をはじめとした感覚の覚醒を訴え奔走する広瀬さんに注目が集まる。
 参加費無料。問い合わせは、社会福祉法人視覚障害者文化振興協会(電話06-6459- 7240、ファックス06-6459-7241)、または弊紙東大阪新聞の池内文藏記者(電話090-3993-1333)へ。

写真の説明
"耳なし芳一像"に触る広瀬さん(2023年4月、岡山市のOHK岡山放送局で記者撮影)

第4回 福祉セミナーのご案内

※本セミナーは終了いたしました
テーマ
「“見えないものをみる” 吟遊詩人たち
 ユニバーサル・ミュージアムの全国巡回をめざして」
講師
広瀬浩二郎(ひろせ こうじろう)氏
国立民族学博物館 人類基礎理論研究部 教授
日時
2025年1月29日(水)
13時30分から15時30分 受付13時00分
会場
視覚障害者文化振興協会 セミナールーム
大阪市福島区福島7-17-9 大包ビル4階
電話 06-6459-7240 
最寄り駅
JR大阪環状線 福島駅から北西へ徒歩5分
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料金 無料
申し込み・問い合わせ
▶福祉セミナー専用申し込みフォームへ
または、
社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会宛てに
電話 06-6459-7240
メール studio@jbs.or.jp
ファックス 06-6459-7241
のいずれかでご連絡ください。

▶第4回 福祉セミナー 詳細ページへ

以上で本文は終わりです。