JBSの四季〜弥生〜
2018年3月10日
待ち遠しかった春が訪れ、草木が育ち、花咲き、緑茂るこの季節のことを、昔の人は「木草弥や生ひ月(きくさ・いやおひづき)」と呼び、それが弥生の語源だと言われています。季節の移ろいとともに暮らしていた昔の人々は、さらにこの時期のことを、早花咲月(さはな・さきつき)、花月(かげつ)、桃月(とうげつ)、桜月(さくらづき)、花見月(はなみづき)などと、美しい言葉で表現しました。
当時の春の景色や人々の気持ちが今に通じ、そしてこの先も続くことを願いながら梅の花を眺めました。
写真は、大川沿いの毛馬桜之宮公園で撮影(瀧)