JBSの四季〜師走〜

2017年12月18日

 JBS日本福祉放送は、水都大阪を代表する大川をのぞむ都島区網島町から視覚障害者向けの番組をお届けしています。
 この大川に架かる天満橋、天神橋、難波橋は「浪華三橋」として有名ですが、天満橋から400メートルほど上流に、小さいながらも存在感たっぷりの橋があります。その名を「川崎橋」、お年を召した方には、「ぜにとり橋」と言うほうがお馴染みかもしれません。名前の由来は、江戸時代にあった「川崎渡し」から、通称は、明治に入り私設の橋に代わった際に、通行料、つまり銭を取ったからだそうです。
 昭和53年に架設された現在の「川崎橋」は、人と自転車専用で、高い塔から出ているケーブルが特徴の斜張橋。この美しい橋に「銭取り」の名前は、もう似合わないように思います。
 写真は、師走には珍しい好天の日、川崎橋を北区側から眺めたところ。向こう岸にJBS。(瀧)

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