JBSの四季〜大寒〜
2018年1月21日
2018年が明けて早くも3週間。二十四節気でいう大寒です。暦の上では「大寒を過ぎたら春に向かう」とされますが、実際は一年で最も寒い時期、春を待ち遠しく思う季節です。
待ち遠しい春を象徴するもののひとつ、「桜」。JBSスタジオの近くを流れる大川沿いは桜の名所です。この寒い毎日、桜はどんなふうに過ごしているのかな、と観察してみると、硬い蕾をたくさんつけて、静かに春を待っているようでした。蕾と言えば、二十四節気をさらに細分化する七十二候(しちじゅうにこう)では、今の時期を「款冬華(ふきのはなさく)」と呼び、フキノトウが蕾を出す季節を表現しています。凍てつく土を割って芽を出し伸びるフキノトウをJBSがあるこのあたりで見ることは難しいので、桜の蕾のふくらみを見ながら春を待ちたいと思います。
写真は、大川沿いの桜と川崎橋(瀧)