重要文化財「毛馬第一閘門」
2018年4月15日
JBSのスタジオに近いことから、フォトアルバムにたびたび登場する大川。その上流は、淀川との接点である毛馬閘門(けまこうもん)です。
明治政府が日本初の大規模高水工事として着手し、大型建築機械を導入して行なった毛馬閘門は1907年に竣工。3年後に完成した毛馬の洗堰(あらいぜき)と合わせて、大阪の街を洪水と土砂被害から守り、京都との舟運の利便性を高めました。その後10年ほどで、二代目に役割をバトンタッチしますが、日本の近代分流施設の規範として、2008年、重要文化財に指定されました。
写真は、重要文化財「毛馬第一閘門」。淀川河川公園長柄地区にて3月末に撮影(瀧)